50歳まで投げ続けた男・山本昌の現役時代!実はバツ1?波乱の私生活!
NPB(日本プロ野球機構)で様々な記録を打ち立てた、元中日ドラゴンズの山本昌投手。
山本投手の記録は色々ありますが、最も印象深いのは最年長記録の更新でしょう。
それだけ長く野球界に君臨し、「いるだけ」ではなく最後まで活躍し続けました。
今回は50歳まで投げ続けた男・山本昌の現役時代!実はバツ1?波乱の私生活!などの情報をお届けしていきます。
50歳まで投げ続けた男・山本昌の現役時代!
正にレジェンドと呼ぶに相応しい野球選手だった山本昌投手。
各球団ファンの垣根を超えて、野球ファンは全ての人が応援していたと言っても良いでしょう。
山本投手の同期と言えば、西武の渡辺久信投手、辻発彦内野手、近鉄バファローズの吉井理人投手、読売ジャイアンツの水野雄仁投手など、既に10年以上前に引退している選手ばかりです。
3歳下に元読売ジャイアンツの桑田真澄投手がいると言えば、より比較がし易いでしょう。
では、まず山本昌投手のプロフィールを見ていきましょう。
本名:山本昌広
通称:山本昌
生年月日:1965年8月11日(2017年現在51歳)
出生地:東京都大田区
出身地:神奈川県茅ケ崎市
身長:186cm
体重:87kg
投球・打撃:左投・左打
守備位置:投手
プロ入り:1983年ドラフト3位
引退:2015年
趣味:ラジコン、漫画、ゲーム、競馬、昆虫採集
山本昌投手は、中日ドラゴンの一番強い時期に正にエース級の働きをしました。
今中投手と共に中日ドラゴンズのサウスポー2枚看板として活躍していた頃は、読売ジャイアンツとの伝説のペナント最終決戦「10.8」があった時代です。
「10.8」決戦で山本昌投手は登板しませんでしたが、後に多くの人が山本投手が投げていたなら勝敗の行方は判らなかったと言わしめるほどです。
その前後の時期は、セントラルリーグは「巨人と中日の時代」でした。
山本投手の持ち球はストレートは最速143kmとそれほどのスピードはありません。
このストレートに落差の大きいスクリュー、カーブ、スライダーの球種を絡めます。
特質すべきはスクリューで、決め球と言っても良いでしょう。
ストレートも数字的には143kmですが、回転が凄く、更に初速と終速の差が小さくバッターの実感としては数字以上の速さに感じると言います。
そして、山本投手の最大の武器は「変則投球フォーム」です。
球界の歴史の中でも、山本投手のようなフォームで投げたピッチャーはおらず、バッターは実にタイミングが取り辛いものになっています。
球の出所が見えにくいと言うのも、このフォームの強みです。
31年間、中日ドラゴンズでのプロ野球選手としての通算成績は「防御率3.45」、「勝利219」、「581試合登板」、「勝率.570」、「投球回3348 2/3」、「奪三振2310」とスゴイ記録です。
年齢がいってからは、力の衰えよりも、「怪我との闘い」だったと言います。
若い頃ならすぐに治った怪我でも、年をいくと治りにくくなり、「ハードに練習すればいい」と言うものではなくなったそうです。
怪我と体力との葛藤の中で、2015年についに追いつかなくなり現役引退を決意します。
とは言え、この年齢まで投げ続けた例は日本野球界では皆無で、山本投手が日本プロ野球界に残した功績は実に大きいものと言えそうです。
山本昌は実はバツ1?波乱の私生活!
山本昌さんは、実はバツ1です。
前妻の有美子さんと結婚したのが1989年のことで、その後長男、長女と2人の子供をもうけます。
離婚に至った理由は様々にあるようです。
生活面においては、結婚して4年目には年俸5000万円に達し、翌年には1億円超えをするので、金銭的な負担は無かった事でしょう。
一番の問題は、東京で子供を教育したい奥さんと、チームの本拠地が名古屋にある山本さんとのすれ違いが始まりだったようです。
しかも、野球選手の場合、半年以上の遠征があり、ただでさえ家族と過ごす時間が少ない事でしょう。
ホーム試合の時まで家族がいないとなると、完全に単身赴任状態です。
プロ野球選手を支える妻の決断としてはいかがなものかと思われても仕方がない事でしょう。
そうしたすれ違いが始まりで、溝が深くなっていったのでしょう。
前妻の有美子さんは、山本さんの趣味(ラジコン、昆虫採集)にも良い顔はしなかったようです。
そこで、子供が成人して働き始めた時期に離婚が成立したとの事です。
山本さんは2011年に離婚し、2013年に現在の奥さんである美智子さんと再婚します。
期間が2年と短いので、離婚に際して「不倫」していたと言う理由がなかったとは言えません。
しかし、完全にシーズン中やキャンプ中は単身赴任状態で、疲弊し切っていたところへ世話をしてくれる美智子夫人は正に理想の妻だったのでしょうね。
現在、新妻との間に子供もおり、前妻との子供に子供が出来て孫もいると言う状況の山本さん。
全ての人と交流を持てているなら、これ以上無い幸福を味わっているのではないでしょうか。
まとめ
今回は50歳まで投げ続けた男・山本昌の現役時代!実はバツ1?波乱の私生活!などの情報をお届けしました。
現役最年長投手記録を成し遂げて引退した山本昌投手。
独特のフォームと力強いボールは多くの野球少年達に夢を与えました。
私生活は中々に複雑ですが、少年の心をいつまでも持ち続けている山本さんの今後の活動も注目していきたいところです。